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執筆者の写真ミッション 祈りの

祈りの恵みの現れ 11-1

 今回は、神の御心に従い、神の計画を行うための祈りについてのお話です。

  例えば、私たちが判断するとき、「お金が十分ないから、このことはできない。」と考えがちです。もちろん、そういう考え方も、一般的に、計画を立てるときに、大事な考えであり、吟味する一つのポイントではあります。しかし「御心を行うなら、御心だったら、神の計画のためなら、経済は与えられていく。」というふうに思うことがさらに大事なのです。もし御心がはっきりしていれば、その計画についての祈りは明確に聞かれ、経済も速やかに与えられてくるからです。

 私が、まだ独身の頃、ベトナムに行き、チームと一緒に教会を訪れようとしたことがありました。海外への宣教チームとしてです。ところが、一緒に二人で教会の働きに、立っていた同労者の牧師が、同時期に、イスラエルに行くという計画を立てていました。私は自分で語られていたのは、ベトナム行きでしたので、どちらか二人のうち一人が教会に残らなくてはならないのではないか?ということになったのです。同労者はイスラエルに2週間半ぐらい行くチームでしたが、彼が先に言っていたので、彼もゆずりませんでした。仕方なく私は控える感じになったのです。ちょうどその頃、借りている教会の事務所の家賃が払えるか微妙な感じになりました。そして同労者がイスラエルに旅立って行った時、やはり家賃が3万円ほど足りないことになりました。小さな教会でしたので、また自分も経済的な余裕がなかったので、完全に3万円が不足になりました。神に祈っていたのですが、同労者はイスラエルで、私一人が責任を負わなくてはならず、家賃の支払い日が近づいてきました。いつも、神様は、教会の経済を満たしてくださっていたのに、この時ばかりはどうしても足りません。

 しかし自分としてはこのような状況の中でも、神の言葉が与えられていて、ベトナムに行くことは、御心ではないか?と、諦めきれずにいたのです。ベトナムへのチームは短期間なので、宣教に出ても、それほど教会の働きにマイナス影響は与えないと判断して祈っていたのです。(写真 本日の祈りの時間)

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